主に、オンラインTRPGシルバーレインの「あまの兄姉妹」、エンドブレイカー!の「シュルツ・ウェイド」の日々の日記(仮プレとかも)を気が向き次第記入するところ。 気が向いたら更新なので毎日というわけではない。
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SS:お買い物に行こう!
2006-11-30 Thu 22:30
さつきのにっき:
今日はウルお姉ちゃんとの約束どおり、お買い物に行ってきました。
お姉ちゃんたちとさつきはうれしかったけど、お兄ちゃんが少しムズカシそうな表情をしてたのは何でかなぁ?



●放課後
授業が終わると、さつきはクラスメイト達に挨拶をして早々に木漏れ日の館に戻った。
館の中に入ると、談話室のほうからにぎやかな話し声が聞こえた。
「ふみ?楽しそぉ~…あ」
さつきは一瞬、談話室によろうとして、今日はウルとお買い物に行く約束があったことを思い出した。
「今日はぁ~、談話室に行くのはお休みなの~♪」
いつもの様に少々スローテンポな調子でそう言うとそのまま自分たちが間借りしている部屋に向かう。

さつぎが部屋に帰ると、そこには既に帰っていた夏優と冬美、そしてウルがこたつに入ってお茶をしていた。
「おぉ、お帰りさつきちゃん」
「おかえりなさい、さつき」
「よく帰ってきたさつき。待ってたぞ」
それぞれがそう言って迎える。
「あ、いらっしゃいウルお姉ちゃん♪こんにちわぁ~」
「うん、こんにちはだな、さつき♪」

さぁ、参加者はそろった。
買い物に行こう!


●デパートにて
さつきがウルの手を引いてこっちこっち~、と小物売り場へと一行を先導する。
このデパートの小物売り場は銀誓館学園でもちょっとした定評がある場所だ。
そして、この売り場に限らず青少年少女向けのアクセサリ売り場なども充実しているため、放課後のこの時間は銀誓館学園の生徒がそれなりに多い。
そんな中、夏優は自分に何やらむず痒い視線が週通していることに気づいた。
「………ん?」
振り返ると、とっさに視線は外されるが、やけに多くの男子生徒が近くにいることに気づいた。
「……あぁ」
(「あぁ、そういや……女子の3人の中に男一人って状態か…。
  とはいえ、二人は小学生なんだけどねぇ……ん?(汗)」)
夏優は思考に没頭していると真正面から隠すことなく向けられている気配に気づいた。
その先にいるのは……なんてことはない、普通の小学生男子だった。
ただし、その瞳に浮かんでいるのは何やら殺意に近い何か。
(「あ、あはは……そういえば、さつきちゃんもウルも将来性たっぷりの美少女か(汗)」)
夏優は彼らの視線を何とか無視することにして先へ進んだ3人の後を追った。


●何を買おうか?
「さつき、どのような小物が良いのだろうか…?」
ウルはデパートでの小物の購入は初めてでどういったものが「一般的に良いと思われる」のか検討が付かなくなり、
先ほどから小物を眺めていたさつきに尋ねる。
「えっとねー、どういうものを買いたいかにもよるかなぁ?
 例えばー、小さくて可愛い置物が買いたいならこういうのも良いと思うよー?」
そう言ってさつきは小さなガラスの置物(デフォルメされた猫や犬)を指差す。
「アクセサリならぁ~…こういうのはどうかなぁ?」
そう言ってさつきは赤いリボンが付いた髪留めをウルの前に持ってくる。
「ウルお姉ちゃんの髪はぁ、きれいな金髪だからこういうのが映えると思うの♪」
子供っぽい赤いリボンの髪留めだが、二人の年齢を考えれば十分似合う代物だった。
ウルは一瞬どうしたものか?と考えたが、さつきが折角進めてくれるのだからこういう物を着けてみるのも良いかと考えた。
「それじゃ、早速着けてみよ?」
「さつきに任せる」
その言葉に応じてさつきがぱっぱと手早くその髪飾りをウルに着けた。
さつきの思惑通り、赤いリボンはウルに良く似合っていた。
「おぉ、早業」/「まぁ、可愛いわね。ウルちゃん、よく似合ってるわ」
年長者二人はそれぞれ言うが、次の瞬間ゴスッという鈍い音がする。
よく見れば、冬美の肘が夏優の脇腹に鋭く刺さっていた…一瞬だけ。
「兄さん、見るべきところが違いますわよ?」
「おぉぉう…(悶絶)
 ……う、ウル……にあってるぞ」
そんな二人を見てさつきがこういった。
「二人とも、いつも仲良さそー♪
 さつきもお兄ちゃんとああ言う風に遊びたいなぁ~♪」
その言葉に、さつきの背後霊ナツコさんがさつきの将来を一瞬案じるが…とっくの昔にどうしようもない状態だったのを思い出し嘆息する。
「そうか、さつきももっとナツと仲良くなれると良いな?」
「うん♪」

その後、さつきと冬美…そして何故か夏優までリボン付きの髪留めを購入した。
「何で俺まで?」
「さぁ? さつきが喜んでいるのですし、良いじゃありませんか」
あっけらかんと言う冬美に夏優は思わず「むぅ…」と唸った。

小物やアクセサリーの売り場を離れると、次に一行は手芸コーナーへと足を進めた。
「それで、次は何を買うんだ??」
手芸コーナーへ案内した夏優にウルが問いかける。
「まぁ、想像が付いてると思うが手芸用品だな。
 道具と材料を買って、偶には手芸部らしく手芸でも勤しもうか…
 と言うのがここにきた理由だ。
 これからの季節、さらに寒くなるからな、手芸の練習がてらマフラーでも編んでみると良い」
夏優はそう言うと売り場の奥へ一人で立ったかと足を進めた。
「そうですわね、兄さんの言うとおり…手芸部なのですからそういうのも経験するべき…って、そう言えば何でわたくし達は今の今まで手芸をやってなかったのかしら…」
疑問が出てきたせいか、ついつい地の話し方になってしまう冬美。
「まぁ、あの寮は賑やかだから落ち着いて物を作る…という時間がなかったということだな」
ウルの言葉は正にその通りだったが、それはある種言ってはいけない「お約束」に近いものがあった。
「ふみ~…でもぉ、寮のみんなと一緒にいるとすっごく楽しいのっ♪」
さつきの言葉に二人は軽く微笑んでで頷く。

「さて…、では先ず作るものから決めましょうか?」
「そうだな、目標が決まっていたほうが何を買うか決めやすいからな」
冬美の言葉にウルが追従するようにそういう。
「とはいえ、わたくし達は手芸に関しては素人ですからここはお店の方に相談してみましょう」
そう言って、冬美は店員に事情を話し、何を買うべきかを尋ねた。
「それでしたらお客様、こちらなどはどうでしょう?」
店員に導かれて言った先には【初めてでも出来る楽しい手芸セット(マフラー)】と書かれた商品が置かれていた。
「こちらは編み物が初めてと言う方のための商品でして、大変好評でございます。
 編み方の解説などが書かれた本が付きましてコチラの商品はただいま1,980円となっています」
それなりの色のバリエーションがあるそれを見て、冬美はそれじゃあこれにしましょうか、と二人に言った。

数分後

夏優は工芸の材料を幾つか買って3人のいる場所に戻ってきた。
「兄さん、そういうモノは手芸になるのですか?」
夏優の買ってきた材料は、主にシルバーアクセの材料や安く加工が容易い石が主だった。
「最近じゃ、工芸も手芸の一種と見られることが多いんだよ。
 まぁ、身近になってきてるってことだ」
そう言って軽く笑う夏優。
「まぁ、いいですわ。
 それでは、荷物のほうはよろしくお願いしますわ」
「あ、それでは私の分も頼む」
「あ、お兄ちゃん私のもお願い~♪」
3人が一斉に荷物をよこす。
「へっ!?あ、ちょっとー!?」
荷物の山になった夏優は、3人の後ろをふらふらとよろめきながら追いかける。

●そして買い物は終わる

館への岐路の途中、さつきがウルにひとつ尋ねた。
「ねぇねぇ、ウルお姉ちゃん。
 今日のお買い物、楽しかったぁ?」
「そう…だな。
 こういうのも悪くないな」
ウルはそう言ってさつきの頭を優しくなでた。
暗くなった空には、月が優しい光を放ちながら4人を照らしていた。
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この記事のコメント
後書き
ようやく終わった・・・。
拙い文章をここまで読んでくれてありがとう。
……まさかと思うけど、後書きから読むって人ですか?
だったら敢えて言おう、

         本文を読んで。

さて、今回はウルこと ウル・ファマナシヴァル さんが友情出演です。

思いつきのSSへの参加ありがとうございましたー!

もっともっと腕を磨いて、もっと見応えのあるSSを書けるようになりたいねぇ。

では、最後までお付き合いいただき本当にありがとうございました(最敬礼)
2006-11-30 Thu 22:39 | URL | あまのきょうだいの背後 #-[ 内容変更]
お疲れ様
幸せそうな中にもちょっとクスっとさせられて楽しく読ませてもらったよ。

光也の日常は…色々と進展があってから、になるかな(何
というか、まず過去話や設定をまとめておきたいしね。
2006-12-01 Fri 01:37 | URL | 光也の背後 #-[ 内容変更]
お疲れ様です~
ナツさんはやはりこうなるか~、と言うような展開でしたね~。

皆さん過去話書いてるんですね~。
何か書きましょうかね?
2006-12-01 Fri 14:28 | URL | 浅葱の背後 #-[ 内容変更]
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