主に、オンラインTRPGシルバーレインの「あまの兄姉妹」、エンドブレイカー!の「シュルツ・ウェイド」の日々の日記(仮プレとかも)を気が向き次第記入するところ。 気が向いたら更新なので毎日というわけではない。
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過去語り…黄昏
2006-11-23 Thu 13:56



神奈川県の某市の郊外に一つの施設があった。
山に囲まれた場所で、そこには関係者以外訪れることはない。
その施設を所有するのはとある新興の宗教団体だった。

その施設はその日の夜のニュースでこう報じられた。
『本日、夕方頃。
 新興宗教団体××の●●市郊外にある施設でガス爆発事件があり。
 その施設内にいた関係者全員、約150名がその爆発で死亡するという大惨事が──』

世界は、時に情報を歪める。


日は傾き、空が黄昏色に染まる頃。
その施設は何者かに襲われていた。
事態を把握できない者達は悲鳴をあげ、そして屠られていく。


「オラオラー!!逃げるんじゃねぇぞ亡者どもっ!!」
禿頭でガタイの良いサングラスをかけた男が、施設の一室でガトリングガンで魔力の弾丸の雨を降らせていた。
「まったく、そんなに弾幕を張るな、前に出れないじゃないか」
髪を長く伸ばし、コートを身に纏った少年がやや面倒くさそうに男に苦情を言う。
「はっ、だったらお前も銃を使えば良いじゃねえか!」
「……俺にはあの銃は使い辛いんだよ」
少年はそう言いながら、一枚のカードを取り出して掲げる。
「起動! 黄昏ノ鎌!」
その言葉とともに刃が黄昏を思わせるような色合いをした大鎌が少年の手のうちに収まる。
「そういえば…、この施設、普通の人間もいたんじゃないのか?」
「はっ、しらねぇな!
 目撃者は消した方が話がはえぇんだよ!」
「……ヤレヤレ…」
少年は肩をすくめる。



この施設はタダの新興宗教の施設ではない。
『聖女様』とやらを教主とする一団であり、その教主はリリスである。
リリスは魅了の能力を持ち、その力を使って一般人を集めた。

そのリリスに食われリビングデッドや地縛霊になった男女や、新たにリリス化した女性達。
そして、強い怨念に導かれて集う妖獣。
この施設の信者の8割以上は既にゴースト化しており、一般人の信者とゴーストの信者を引き離すには既に時が遅すぎたのだ。



「元々、SADが目的だろうが!
 こまけぇことは気にしてんじゃねぇぞ坊主!」
男は野性的な笑みを浮かべ少年にガッハッハと笑いかける。
「Search And Destroy…ね。
 それにしたって俺は、アンタが大雑把なんだと思うぞ?」
少年は言いながら一人で足を進める。
「それじゃ、俺は一足お先に親玉を仕留めに言ってくる」
「あぁ、気ィ付けろよ坊主!!」
魔力の弾丸の雨の中を少年は足を進める。

施設の外では他の仲間がココ以上に多くのゴーストと戦っている。
早めに蹴りをつけねばジリ貧で敗北するのは目に見えていた。



「さぁ、悪い幻想(ユメ)を喰らい尽くそうか…」



少年は黄昏を背に鎌を大きく振るった。

大きな悪いユメは黄昏の闇が喰らい尽くした。

「……ヤレヤレ」
少年は事が終わって、ただそれだけ呟いた。






「なぁんてこともあったな」
夏優はそう言って話を締めくくった。
「兄さん、アナタは人を殺してなんとも思わないのですか?」
冬美が、真剣な表情で問う。
「さぁて…な?」
夏優は肩をすくめ、曖昧に答えるだけだった。
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この記事のコメント
…(考え中)
私も昔語りのようなものを、雷覇の背後とも話が決まってきましたし作ってみましょうかねぇ。

それにしても、今のイメージからはまったく想像できませんね(酷
2006-11-23 Thu 21:55 | URL | 帯刀翔護 #-[ 内容変更]
まぁな
まっ、シゴトの時は自己暗示かけてるから情なんてかけないからな。
人によっちゃ二重人格かって疑われることもある。(溜息)

2006-11-23 Thu 23:43 | URL | 天野夏優 #-[ 内容変更]
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